サウナ愛好家のみなさんこんにちは!
サウナーの方なら生きていて一度は訪れてみたいサウナというのはあるもの。
その中でも「サウナの聖地」と呼ばれるサウナは欠かせませんよね。私もいくつか訪れましたが、日本全国にある聖地にはなかなか赴けるものではありません。
そこで今回はサウナの聖地について紹介したいと思います。もちろん主観をふんだんに詰め込んでいますのでご了承くださいね。
そもそも聖地とは
聖地という言葉そのものの意味は
聖地(せいち)とは、特定の宗教における本山・本拠地・拠点となる寺院・教会・神社のある場所、またはその宗教の開祖・創始者にまつわる重要な場所、あるいは奇跡や霊的な出来事の舞台となった場所。聖地へ参拝することは信者にとって特別なことであり、聖地巡礼は信仰生活にとって特別な意味を持つ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%9C%B0
ということらしいです。単語に込められている通り聖なる場所ということで宗教から来ているということですが、政治におけるゆかりの地だったり、文化・スポーツにおける発祥地やシンボルのある土地など「聖地」は様々なところで転用されています。
というわけで、サウナーにとっての聖地という言葉もサウナ界隈でも良く聞かれるようになりました。
ただ聖地といっても様々な視点がありますので、いくつかの視点で見ていきましょう。
サウナの聖地:発祥地
サウナは1964年の東京オリンピックで注目を集めたとされていますが、その少し前に日本でサウナの発祥地は銀座にあった「東京温泉」と言われ、1993年に閉館されて現在は建物も建て替えられています。
サウナには入ることはできませんが、聖地巡礼という意味では銀座を訪れてもよいかもしれませんね。
銀座6丁目で現在のGINZA SIXのすぐ近くにありました。当時の面影はありませんが、歴史に触れたい方は是非。
サウナの発祥とは少し逸れますが、世界初のカプセルホテルを作った「ニュージャパン梅田」はサウナ施設としても評価が高く、大阪サウナの聖地と呼ばれていますね。
サウナ・水風呂の種類が豊富でとても気持ち良いところですので大阪でサウナに行かれる方は外せない場所ではないでしょうか。
ニュージャパン梅田 (大阪府大阪市)
ニュージャパン梅田はレビューにて紹介していますのでそちらをご参考に。
サウナの聖地:サ道の影響
「サ道」はタナカカツキ先生がサウナを題材にした著作です。2019年にテレビドラマ化され、主人公が様々なサウナに行く様子が描かれ、そこのサウナも実在する温浴施設を使用していることから、サ道で紹介されたサウナを聖地と呼ぶ方は多いですね。
吹上温泉保養センター 白銀荘(北海道空知郡上富良野町)
サ道のスペシャルドラマ版『サ道 2019年末SP-北の聖地でととのう-』のロケ地として使われた場所で雰囲気から聖地という感じがしますよね。
JR上富良野駅から本数が少ないですがバスかタクシーで20分程の場所にあります。
サウナから雪の中へダイブしたいと思った方は少なくないはずです笑
周辺ホテルを探したい方は以下をご参考まで。
サウナしきじ(静岡県静岡市)
サウナしきじさんはサ道シーズン1の第6話『サウナの聖地でととのう』のロケ地として使われた場所ですね。
サ道で紹介される以前からサウナーの中では聖地として有名なサウナしきじさん。
駿河の美しい自然の中で育まれた天然の湧水の水風呂は飲めるほど。水をお持ち帰りする人も多いとか。
もちろんサウナの方も薬草サウナとして素晴らしいので是非訪れたいところですね。
サウナしきじの周辺ホテルを探したい方は以下をご参考まで。
黄金湯(東京都墨田区)
黄金湯さんはサ道2021の第2話『憂鬱な朝、銭湯サウナでととのう』のロケ地として使われた場所ですね。
戦前から営業していた黄金湯さんは2020年にフルリニューアルして今の形になっています。
銭湯とは思えないような外観とビアバーが併設された番台とサウナーの人気も大変高いですね。
もちろん洞窟のような場所にあるサウナや深い水風呂も大変人気です。
黄金湯(錦糸町)周辺のホテルを探したい方は以下をご参考まで。
サウナの聖地:サウナシュランの影響
”今行くべき全国のサウナ施設”として年に一回発表・表彰されるサウナランキング”ということで毎年ととのう日とされる11月11日に全国から11施設が選ばれます。サウナシュランに選ばれる程のサウナであれば、サウナの聖地と言っても過言ではないでしょう。歴代受賞された施設は良く耳にするサウナ施設が並んでいますので是非押さえておきたいものですよね。
ウェルビー栄 (愛知県名古屋市)
サ道でも紹介されていますが、サウナシュラン2023含めて3度も受賞されており非常に評価が高い施設です。
サウナ、アウフグースの他にアイスサウナや冷凍ルームがあったりと一度はいくべきサウナですね。
湯らっくす (熊本県熊本市)
西の聖地とも呼ばれている湯らっくすさん。こちらもサ道でも紹介されていますね。
サウナシュランも2018/2019/2020と三年連続受賞していますので聖地として納得です。
サウナや施設自体の評価も高いですが、何といっても湯らっくすさんの名物は水風呂。地下水かけ流しの水風呂ですが「MADMAX」ボタンなるものが存在し、押すと毎分250リットルの滝水を浴びることができます。
このボタンを押したくて訪れる方も多いことでしょう笑
御船山楽園ホテル らかんの湯 (佐賀県武雄市)
らかんの湯もサ道で紹介されていますが、御船山ホテルがチームラボによって素敵なアート作品を感じつつ、サウナに浸れるのがとても幻想的でまさに聖地という感じがしますよね。
アクセスが少し大変ですが、行くだけの価値がある場所ですので機会があれば是非訪れてみては。
The Souna (長野県上水内郡信濃町)
アウトドアサウナとしてサウナシュランを複数受賞しているThe Sounaさん。DIYから始めてここまでくるとはサウナへの愛情を感じざるを得ませんね。自然を存分に感じながらのサウナ、水風呂、外気浴と最高の時間を感じることができるでしょう。
スカイスパYOKOHAMA (神奈川県横浜市)
横浜駅に隣接している高層ビル「スカイビル」の14階にあるスカイスパYOKOHAMAさん。3年連続サウナシュランを受賞されているだけに、最高のサウナ体験ができるでしょう。高層から見える横浜の景色も最高です。宿泊も可能ですのでじっくり時間をかけて堪能するのも良いですね。
最後に
サウナの聖地ということでいくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか。もちろんここで挙げた施設以外にも聖地と呼ばれる施設はたくさんありますし、これから聖地と呼ばれる施設も増えていくことでしょう。
これからのサ活を充実させるためにも是非サウナの聖地巡礼をお楽しみください。